このたびはニトクラフトの温水薪ストーブをお求めいただき、ありがとうございます。ご使用の前に、このページを一通りお読みください。

煙突は付属していません。
組み立て方は動画をご覧ください。箱に入っている付属品以外は、最初から組み上がっています。
大事なのはバッフルプレートの位置です。輸送中にずれた状態で届くことが多いので、必ず確認してください。


正しい位置は「煙突側に押し当てた」場所です。こうすることで二次燃焼が働き、熱効率が上がります。
対応する煙突の径は、タンクありが150mm、タンクなしが120mmです。ホームセンターにも置いてある普及型の煙突が使えます。
150mmの二重煙突は、ノザキ産業さんが安く販売しています。
120mmの接続部から150mmの煙突につなぐ場合は、異径アダプター(φ120→φ150mm)を使うと確実です(このストーブの根元に取り付けられることを確認済みです)。
煙突の引きが悪いと、煙が漏れたり燃焼不良の原因になります。ドラフトを妨げない配管を心がけてください。屋外の配管は必ず二重煙突にしてください。
よくいただくのが「タンクを空焚きしても大丈夫?」というご質問です。空焚きはタンクを傷めるおそれがあるので、できるだけ避けてください。なるべく満タン(すりきりいっぱい)の状態がベストです。
タンクの水を循環させている間は沸騰しませんが、循環させずにためておくと沸騰し、部屋中に水蒸気が満ちてしまいます(カビの原因になります)。
まだ循環経路ができていない場合も、タンクに水を満たした状態で火を焚いてください。沸騰しそうになったらお湯を取り出し(ソケットに蛇口を付けておくと便利です)、冷たい水を足してください。手間はかかりますが、空焚きも沸騰も避けられます。

我が家では、タンクが高温になったら湯たんぽ用にお湯を取り出しています。
タンクが放熱しないように断熱しておくと、そのぶん床へ熱を送れます。こちらの動画をご参考ください。
煙突とタンクの準備ができたら、いよいよ着火です。このストーブには吸気口が4か所あります。



まず、ガラスのエアカーテン吸気口は開けたままにしてください。ここを閉じると、ガラスに煤が付きます。
空気を絞りたいときは、一次空気・三次空気を先に絞り、それでも足りないときだけエアカーテン吸気口を絞ってください。
一次空気・三次空気は絞れるつくりですが、二次燃焼・三次燃焼をしっかり働かせるには「どこも絞らない」のが正解です。空気量の調整は、煙突にダンパーを付けて行ってください(150mmはノザキ産業さん、120mmは楽天などで入手できます)。
安全のための離隔距離は、前面・上方 150cm、側面・後方 100cmです。遮熱板(炉壁)を使えば、より近くに設置できます。
床には耐熱・不燃材の炉台が必要です。炉台は前面60cm、側面30cmの幅をとってください。
鋼板製なので針葉樹も燃やせます。高い火力にも耐えますが、温度が上がりすぎると破損(特に窓ガラス)のおそれがあるのでご注意ください。竹も燃やせますが、はぜて窓ガラスが割れることがあります。適正な火力で使っていただければ、長く使えます。
濡れた薪・乾燥していない薪は絶対に使わないでください。ストーブは傷みませんが、煙突がタールだらけになり、火災の原因になります。
バッフル・ロストル・扉などの部品は鋳物です。高い火力で傷むことがあるので、破損したときは部品だけでもお求めいただけます。窓ガラスも単品で販売しています(温水薪ストーブのガラス)。
煙突掃除は少なくとも1シーズンに1回、シングル煙突や壁出し配管の場合はシーズン中に複数回必要です。火災防止のため、必ず実施してください。
ガラスの煤は、濡らしたティッシュに灰をつけて拭く方法などがあります。ちなみに炉内温度が500℃を超えると煤も焼き切れるので、私はほとんど窓ガラスを拭いたことがありません。
空焚きはしないでください。高温でタンクのステンレス板が歪み、最悪の場合は溶接部分が外れて水漏れの原因になります。
蓋があるので、一晩で蒸発しきることはほとんどありません。
タンクを外して使うこともできます。
飲用には向いていません。
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