SOLAR CONTROLLER MANUAL
太陽熱温水器コントローラー(TK-8A)説明書
太陽熱温水器に付属しているコントローラー(TK-8A)の説明書を、日本語に訳したものです。原本のPDFは太陽熱温水器 購入者ガイドにあります。


はじめに
TK-8Aは、太陽熱温水器用のマイコン制御コントローラーです。主な機能は次のとおりです。
- 自動給水・一定量の給水
- インテリジェント加熱・恒温加熱
- 停電時の設定保持
- 時刻設定・タイマー設定(2回まで)
- 過流防止・高温防止・漏電防止・落雷防止
- 手動操作、自動加圧・配管保温の切り替え
1. 仕様
| 電源 |
220V/50Hz(消費電力 5W未満) |
| 温度測定 |
範囲 0〜99℃、精度 ±2℃ |
| 温度制御精度 |
±2℃ |
| 水位表示 |
5段階 |
| ポンプ・電熱ベルト |
500W未満 |
| 電熱ヒーター |
1500W未満 |
| 漏電検知 |
10mA/0.1秒未満 |
| 電磁弁 |
DC12V(有無は選択)。電磁弁あり:使用圧力 0.02〜0.8MPa(水道直結向け)。電磁弁なし:0.0MPa(貯水タンク・低水圧向け) |
2. 機能
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時刻表示:現在時刻を表示します。
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起動時の自己診断:正常なら「ピッ」と鳴ります。
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水位の設定:50%・75%・100%から設定します。
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水温の設定:30〜80℃で設定します。00℃にすると電熱ヒーターはオフになります。
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水温表示:実際の水温を表示します。
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水位表示:残りの水量を表示します。
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水不足の警告:水位が下がると「ピッ」と鳴り、25%の表示が点灯します。
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水不足時の自動給水:水量が下がると、15分後に自動で給水します。
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手動給水:設定水位より低いとき、「補水」ボタンで給水します。設定水位で自動停止します。
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手動加熱:設定温度より低いとき、「加熱」ボタンで加熱します。もう一度押すと止まります。
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温度による給水:8:00〜17:00の間、タンクが満水でなく70℃を超えると、自動で給水して55℃まで下げます(17:00〜8:00は停止)。取り消すには「インテリジェンス」ボタンを押します。
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恒温加熱:タンクの温度が設定より5℃下がると、設定温度まで加熱します(初期値50℃)。水位が50%以下だと先に給水し、空焚きを防ぎます。「加熱」ボタンの長押しで開始します。水温は60℃以上の設定をおすすめします。
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水位の維持:水位が75%以下になると100%まで給水します。手動で止めると60分間休止します。「補水」ボタンの長押しで開始します。
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タイマー給水・加熱:1日1回または2回、給水と加熱の時刻を設定できます。取り消すには24:00に設定します。
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強制給水:水位センサーが故障したときは、「補水」ボタンで強制給水できます。1分ごとに「ピッ」と鳴り、8分後に自動停止します。
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自動加圧:水圧が低いとき、電磁弁を開きポンプを動かして加圧します。満水で電磁弁とポンプが止まります。
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配管の保温:冬に外気温が低いとき、「温度保持」ボタンで電熱ベルトを動かします。もう一度押すと止まります。配管保温と自動加圧は同時に使えません。
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電熱ベルトの火災防止:配管温度が安定すると電熱ベルトを自動で止め、下がると設定どおりに再開します。
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停電時の設定保持:電源が切れても、設定はすべて保存されます。
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高温保護:水不足で95℃を超えると給水を止め、「高温保護」が点灯します。表示が消えると給水を再開します。
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過流保護:真空管の破損や低水圧で、30分給水しても水位が上がらないと給水を止め、「過流」が点灯します。「補水」ボタンで解除します。
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水質設定:C1は通常の水、C0は純水用です。
3. 使い方(設定の変更)
給水と加熱は自動で行われるので、ふだんの操作は不要です。設定を変えるときは次のとおりです。
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水温:設定モードに入り、「▲」「▼」で温度を設定します。
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水質・水位:「設定」を押して「C1」が点灯したら、「▲」で水質、「▼」で水位を設定します。
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配管保温の時間:もう一度「設定」を押し、「00」が点灯したら「▲」で保温時間(1〜45分)を設定します。
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給水タイマー:もう一度「設定」を押すと「08:00」(1回目の給水時刻)、さらに押すと「24:00」(2回目)が表示されます。「▲」「▼」で設定します。
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加熱タイマー:さらに「設定」を押すと「16:00」(1回目の加熱時刻)、さらに押すと「24:00」(2回目)が表示されます。「▲」「▼」で設定します。
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時刻:さらに「設定」を押して時刻設定に入り、「▲」「▼」で設定します。
設定が終わったら「設定」を押してメイン画面に戻ります。すべての設定を初期値(水温50℃、水位100%、給水タイマー18:00、加熱タイマー16:00、配管保温00、水質C1 など)に戻すには、「設定」を長押しします。
4. 注意事項
- コントローラーに直接水がかからないようにしてください。
- 温水器とセンサーを守るため、タンクを空にしないでください。
- 長時間のあふれを防ぐため、電磁弁と温水器は安全な場所に設置してください。雷のときはすぐに電源を切り、使用を中止してください。
- 給水が遅いときは、電磁弁のフィルターが詰まっている可能性があります。接続口を外してフィルターを掃除してください。
- センサーの感度が落ちたときは、「設定」を押して感度を上げてください。
- コントローラーをリセットするときは、電源を入れたまま、パネル下の接続ボックスのカバーを外して「復元」ボタンを押してください。
電熱ヒーターの電気配線は、必ず電気工事士に依頼してください。
5. よくあるトラブル
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自己診断しない・表示が出ない・表示がおかしい:電力不足、接触不良、内蔵電池の消耗が原因です。プラグを差し直してください。
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「25%」と「100%」が同時に点灯する:接触不良、プラグの向きの逆差し、接続不良、落雷による故障が考えられます。緑のマークを合わせて差し直してください。直らなければ本体を交換します。
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給水が遅い・給水しない:「過流」が点灯している場合は、低水圧か電磁弁のフィルター詰まりです。フィルターを掃除してください。
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加熱が点灯しているのに温度が上がらない:電熱ヒーターの故障が考えられます。
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「漏電保護」が表示される:電気の接続を確認してください。
6. コントローラーの設置
- コントローラー下部の接続ボックスのカバーを開けます。
- 水位・温度センサーのコンセントとプラグの、緑のマーク同士を合わせて接続し、固定します。
- 水がかからず見やすい場所にブラケットを取り付けます。
- コントローラーをブラケットに取り付け、接続図のとおりに電磁弁・加圧ポンプまたは電熱ベルト・電熱ヒーターを接続します。配管保温と加圧はどちらか一方を選んでください。
- 配線はコントローラー背面下の2か所から出し、カバーを閉じます。電源を入れて自己診断を確認します。
電熱ヒーターは電力が大きいので、端子はしっかり締めてください。緩いと火災などの大きな事故につながります。
7. 水温・水位センサーの設置
- オーバーフローパイプに取り付け金具を付け、センサーに差し込みます。配線を押し込んで固定し、1cm戻して押さえ板で固定します。
- 配線を屋内に引き込み、屋外の配線は固定して破損を防ぎます。
- センサーの先端が電熱ヒーターに触れたり近づきすぎたりしないようにします。
- 設置中にコンセント部分を濡らさないでください。
- 配線はすべてPVCの保護管で保護してください。センサーはタンクの底から取り付け、キャップをしっかり締めます。
8. 電磁弁の設置
- 「入口」と「出口」を間違えないでください。フィルターがある側が入口で、矢印の向きが水の流れる向きです。
- 電磁弁に2芯の線をつなぎます。延長もできます(太めの線がおすすめです)。
- TK-8Aの電磁弁には逆流防止が付いているので、逆止弁を別に付ける必要はありません。
- 給水側の配管には、柔らかく掃除しやすい管を使ってください。
